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車坂峠までサイクリング&浅間山外輪山を歩く。



●序文

2021年2月12日、天候晴れ、微風。
長野県の小諸から車坂峠までサイクリング。
車坂峠から浅間山の第一外輪山・仙人岳まで歩いた。
冬山入門として楽しめる山だった。

●経路・行程概説



[諸表]

  • [自転車]
  • 経路総長:35km
  • 累積登坂:1,398m
  • [徒歩]
  • 経路総長:9.2km
  • 累積登坂:707m

[道路名称]

  • スタート:小諸
  • [輪]: 県道131号~中沢川
  • [輪]: チェリーパークライン~車坂峠
  • [歩]: 車坂峠~浅間第一外輪山・仙人岳往復
  • [輪]: チェリーパークライン~小諸
  • ゴール:JR小諸駅

●行程記録

[輪]: 未明に小諸を出発、チェリーパークラインへ

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当日は4:30に小諸の宿を出発。
初っ端から登り続きの道を進む。暗くて勾配は分からないがローギアでも結構きつかった。


[輪]: 思った以上に凍ってないチェリーパークライン

「ブラックアイスバーン注意」の看板が多かったが、路肩を除き凍結は無かった。
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スパイクタイヤでなくとも良かったか?と思うも、最高点は標高2,000m級なので備えは必要か。
※写真は路肩で積雪しているけど道路はドライ


[輪→歩]: 車坂峠に到着、登山装備に切り替え

小諸から約17kmで車坂峠に到着。2時間20分もかかった...
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気温は-8℃くらいで予想以上に暖かかった。
動いているとむしろ暑いくらいだ。風もなく穏やかな山行になりそうだ。

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鳥観図
時刻は7時前。
6時までに着いていれば前掛山までいく予定だったが、
1時間ロスしているので予定変更。仙人岳までの往復コースとする。
登山経験のない山での積雪期なので無理はしない。


[歩]: 車坂峠から浅間外輪山へ

靴紐を締めなおしてアイゼン装着。装備をチェックして7時出発。
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少し進むと車坂山。
何とも慎ましい看板。

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車坂山と槍ヶ鞘の間にある小さい鞍部。この最下点から槍ヶ鞘への登りが始まる。

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霞みがかる小諸市街。陽が出れば青空がでそうな天気。

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槍ヶ鞘まで樹林帯が続く。
雪は踏みしめられている。
つぼ足は厳しいけど、6本爪アイゼンで十分なレベル。

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槍ヶ鞘の手前、樹林帯の向こうに血筋が浮かぶような浅間山が見えてきた。


[歩]: 槍ヶ鞘で一回休憩、気温マイナス5℃・無風

8時に槍ヶ鞘に到着。しかし、標高2,000mは優に超えているのに暑い。
上着ポケットのスニッカーズが溶けているのには驚いた。
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先行の登山者もここで上着を変えていた。
互いに記念写真を撮りあって再出発。

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陽が登り始める前は-10℃くらいにはなると思っていた。
未明の薄曇りで放射冷却が抑えられたか。

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この辺りから浅間山の第一外輪山の稜線になる。
縁を覗くと急峻な崖になっている。


[歩]: トーミの頭~黒斑山

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槍ヶ鞘から少し登ると、トーミの頭という断崖絶壁のピークに出る。

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トーミの頭から隣に見える黒斑山

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黒斑山 標高2,404m
正面には浅間山が良く見える。直近だと2019年夏に噴火したが今は大人しいな。
この黒斑山も大昔に大噴火して、今の黒斑山は崩れずに残った西半分だとか。
歴史的に東西分裂で東が崩壊するのは世の常らしい。


[歩]: 黒斑山~蛇骨岳~仙人岳

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黒斑山から先は、外輪山の稜線を緩やかに進む。

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右手には常に浅間山。視点が変わると微妙に山容も違って見える。

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蛇骨岳に到着。今日は前掛山をあきらめたので残りはのんびり行こう。

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東に見える浅間山と逆方向、西側には遠く北アルプス?までよく見える。
方向音痴なのでどこの山塊を見ているのかは自信が無い。

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仙人岳・鋸岳に続く稜線。
鋸岳から賽の河原が急斜面なので今日は仙人岳から引き返そう。

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風で伸びる雪庇や風紋から、西からの風流れが可視化されている。

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仙人岳に到着。
今日はここで折り返し。お茶を飲んでしばらく休憩。

[歩]: 仙人岳から来た道を引き返す

後は来た道を戻るだけ。
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[歩]: 車坂峠に戻って温泉に入る

昼過ぎに車坂峠に帰着。
約9km、踏み固められた雪だったので快適な登山だった。
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高峰高原ホテルで日帰り湯があったので温泉に入っていった。
駐車場に登山者は多かったが湯は貸し切り状態だった。


[輪]: 車坂峠から小諸に下る

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温泉に入った後はチェリーパークラインで小諸へ下る。
嬬恋側は雪に閉ざされているので履帯付きの雪上車が要る。春を待とう。


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未明にノロノロ登ってきたチェリーパークライン。
暗くて気づかなかったが、勾配10%の看板を見てきついわけだと合点した。
次はノーマルタイヤで登りたいものだ。


[電]: JR小諸駅から輪行で帰る

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最後は小諸駅まで下って輪行で帰宅した。
輪行準備していると高校生から「そのチャリ格好良いですね」と言われて嬉しかったな。


●跋文

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今回は長野県の小諸から車坂峠までサイクリングして浅間外輪山を歩いた。
正直、冬山登山装備+冬用自転車で登る暗闇のチェリーパークラインは虚無だった。
重い装備、重い自転車、重いタイヤと3重苦に対しては、体を鍛える必要がある。
浅間外輪山の登山は、比較的高い気温で風もほぼ無しという好条件で楽しめた。
次は前掛山まで登山して嬬恋側に抜ける浅間噴火の歴史をたどる旅程で行こう。


●装備一覧

車坂峠は標高1,973mあるので冬はスパイクタイヤ必須と考えたほうが良い。
今回はアラヤMFBにスパイクタイヤを装備して臨んだ。
実際には除雪が行き届いており、凍結路面もほぼなかったが...
  • [自転車]
  • ARAYA MFB
  • タイヤ: シュワルベ アイススパイカープロ650B
  • 自転車補修用具一式
  • 輪行袋

登山装備は冬仕様で整えた。
気温-10~15℃を想定したが当日は-5℃に留まり、かなり暑?かった。
12本爪アイゼンおよびピッケルを用意したが、黒斑山・表コース上は危険個所はなく、
浅間山第一外輪山から前掛山に行かないならば6本爪でも踏破可能な印象だった。

  • [登山装備]
  • [上半身衣類]
  • 外装: mont-bell ダイナアクションパーカ
  • 中装: marmot フリースジャケット
  • 内装: mont-bell ジオラインEXP長袖
  • 手袋: black-diamond ソロイスト
  • 襟巻: mont-bell ネックゲーター
  • [下半身衣類]
  • 外装: mont-bell アルパインパンツ
  • 内装: mont-bell ジオラインEXP
  • 靴下: berghaus厚手
  • スパッツ: mont-bellのそれっぽいやつ
  • 靴: AKU ハヤツキ
  • 爪: mont-bell Kajitax 12本
  • [携行装備]
  • Vaude gomera 20L
  • 着替え一式
  • サーモボトル1L(熱湯入り)
  • 500mlペットボトルx2(水)
  • 食料3,00kcal分
  • ピッケル(不要だった)
  • Paago works Pathfinder
  • ライト O-light RN1500
  • 山と高原地図+コンパス
  • ハクキンカイロ,鉄粉懐炉x4
  • GPS Garmin etrex30
  • エマージェンシーシート
  • カメラ・貴重品類・予備電源一式