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冬の霧降高原へサイクリング&スノーハイク



●序文

2020年12月26日、天候晴れ-曇--雪。
栃木県は日光の霧降高原へサイクリングとスノーハイクに行った。
霧降高原キスゲ平は日光女峰山の登山口で、冬は雪原になりスノーハイクできる。
※スノーシューはレストハウスでレンタル可能。

●経路・行程概説



[諸表]

  • 経路総長:45km
  • 累積登坂:1,499m

[道路名称]

  • スタート:東武日光駅
  • 県道169号*~霧降高原
  • 霧降高原⇆小丸山往復(徒歩)
  • 県道169号*~大笹牧場
  • 県道245&247号~大笹牧場
  • ゴール:東武日光駅

*冬季通行時はスパイクタイヤ装備を強く推奨します。

●行程記録

●東武日光駅スタート

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当日は東武日光駅まで輪行。
凍結路面を凍えながら走りたくないので遅めの9時過ぎ出発。
この日は冬にしては暖かった。


●県道169号で霧降高原へ

日光駅から大谷川を越えて県道169号へ。
概ね7~8%くらいの坂が霧降高原まで続く。
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県道169号は除雪が行き届いているので、冬でもタイヤと防寒装備を備えれば自転車で越えられる。
この日はアラヤMFBにシュワルベ アイススパイカープロ650Bを装備。
アイスバーンなら歩くよりも自転車乗ってる方が転ばない。

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山の頂上付近を見ると、群馬方面から雪雲が流れてきていた。
標高1,200mを越える辺りでは、停車すると少し寒いと感じた。

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関東平野方面は青空が広がっていた。

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山側は寒気が下りる冬の空。
温度計を忘れたがおそらく氷点下。


●霧降高原レストハウスで昼食

昼時に霧降高原、キスゲ平に到着。
夏は青芝の斜面、冬はゲレンデのようになっている。 IMG_9554
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キスゲ平を歩く前にレストハウスのカレーで昼食。


●霧降高原 冬のキスゲ平を歩く

昼食後は運動を兼ねてキスゲ平の展望台まで登る。
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1445段の階段を登れば展望地に着く。
冬は途中から階段がスロープになることもある。


ワカンでスノーハイク@キスゲ平

春~秋は植物保護で歩けないキスゲ平の斜面だが、冬は雪で保護カバーのおかげで歩ける。
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雪が浅い登り口を越えたら、ワカン装備で雪原を歩く。
ワカンは初めて使うが、履いた瞬間から「これは楽しい!」と感じた。
※写真では夏用登山靴を使用しているが、冬の標高1,400m付近では防寒性から非推奨。


雪を歩くのは結構疲れる

雪原の傾斜には無数の足跡がある。
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足跡をトレースしないで進むと、場所によっては膝まで沈んだ。
歩行速度は時速2kmを割るくらいで非積雪期の倍以上かかる。
いわゆるラッセルは初めてだったが「これは厳しい!」と感じた。

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ラッセルって大変なんだなあ、と感じたので中盤以降は足跡をトレース。
偉大な先人の足跡は頼りになる。(足跡の進路には注意しよう)


小丸山展望台から先は雪

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小丸山の展望台手前から関東平野に向けて、視界は良好。

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しかし、山側は冷気と共に雪雲が迫ってきた。

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あわよくば隣の丸山まで行くつもりだったが、今日はここで引き返そう。
小丸山で記念写真を撮ったら下山開始。
強い風が吹くと一気に視界が曇るな。

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次は冬靴を履いて、丸山か赤薙山まで歩いてみよう。

雪原のキスゲ平を下る

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登りはかなり負荷がかかった雪の歩行。
下りもズボズボ足が沈むけど、これはこれで楽しいと感じた。

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おやつ時にレストハウスに帰着。
キスゲ平の傾斜は結構あるので、冬山に入る前のトレーニング場に良さそうだ。


霧降高原レストハウスで間食

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さっき昼食を食べたばかりだが、補給食が底をついたのでケーキセットを食べた。
しかし大した距離を歩いてないのに、初めてのワカンと雪上歩行は燃費が悪かったようだ。

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コーヒーで暖をとっていると目の前の駐車場で地吹雪が起きた。
逃げ惑う人を見ながら飲むコーヒーの味は複雑だった。


●霧降高原から大笹牧場へ行く

2度目の食後、霧降高原から大笹牧場へ向かった。
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キスゲ平から引き続き、県道169号を進んで、道路最高点を越える。

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吹き降ろしが厳しい六方沢橋を渡る。
橋上はアイスバーン+新雪でスパイクタイヤでなければかなり怖い。


大笹牧場周辺、道路は凍結、牧場は雪原

冬は寒い霧降高原。
以前、大笹牧場の周辺で地吹雪に遭って難儀した覚えがある。
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この日も場所により雪が舞っていたが地吹雪には遭わずにすんだ。
路面はアイスバーン上に融雪剤で溶けた水、最凶の状態だった。

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今回使用した自転車、アラヤMFB
2.2inchスパイクタイヤでボリュームあるけど、650Bだとそこまで大柄に見えないな。

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いつもの看板。ここを下れば大笹牧場までもう少し。


●大笹牧場レストハウスに寄って日光へ帰る

陽が傾くころ、大笹牧場に到着。しかし誰もいない。
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レストハウスは冬季休業か?と思ったが営業していた。
身体が冷えたので豚汁を食べたが、誰もいない大食堂は人類滅亡感があった。

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大笹牧場から先は県道245号で日光へ戻った。
夕方から地面から冷えるような厳しい寒さになった。


●東武日光駅に戻る

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日没間際に日光駅に戻った。
今日は50kmも走ってないけどこれでサイクリング終わり。

●跋文

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今回は日光駅をベースに霧降高原までサイクリング兼スノーハイクした。
自転車+徒歩合わせて約45kmの行動だったが、思う以上に脚にきた。
キスゲ平雪原でのラッセル的な運動がかなり効果的だったと考えられる。
膝に迫る積雪の傾斜20%では、歩行速度は1km/hと考えた方がよさそうだ。
今後も色んな雪上を歩いて冬山のコースタイムを検討してみよう。