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紅葉の赤城山と金精峠を越える



●序文

2020年10月18日、天候晴れ。
群馬の高崎から赤城山-金精峠を越えて日光までサイクリングした。
10月中旬、赤城・日光の紅葉は見頃を迎えていた。
奥日光と標高2,000mを越える男体山には既に雪がかかり冬が始まっていた。

●経路・行程概説


[諸表]

  • 経路総長:134km
  • 累積登坂:3,127m

[道路名称]

  • スタート:高崎市街
  • 国道17号~前橋市街
  • 県道4号~赤城山・大沼
  • 県道251,267号~薗原湖
  • 国道120号~金精峠
  • 国道120号~東武日光駅
  • ゴール:東武日光駅

※金精峠は例年12月末辺りから冬季通行止め。

●行程記録

●高崎市街スタート、前橋から赤城山へ

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高崎から前橋市街まで国道17号で移動。
その後、県道4号に乗り換え。鳥居を越えて一路赤城山/大沼方面へ進む。


●県道4号で赤城山へ

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県道4号の7~9%の勾配を登る。
ハンドルをセミドロップにしたが登りやすさに感動した。
麓の紅葉はまだ先だったが、1,200mより上あたりは紅葉していた。

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導水トンネルを越えれば登りの終わりは近い。


●赤城白樺牧場で休憩

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白樺牧場まで来れば赤城山のピークは終わり。


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秋晴れの赤城牧場でしばらく休憩。
こういう牧歌的な雰囲気には緩く走れる自転車が良いな。


●赤城山の大沼へ、天候は曇りに変わる

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11時くらいに大沼の湖畔で早めの昼食。

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昼食を終えて食堂を出ると天気は曇り。
赤城神社に寄ってると雪がちらつきそうな感じだった。

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気温もスッと下がったので、早々と五輪峠から赤城を下った。


●薗原ダムから片品を越え、雪がかかる金精峠へ

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その後は天気も微妙だったので、薗原ダムの登り返しを淡々と越えた。


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片品から国道120号に出れば金精峠まで一直線。
奥日光の山を見ると既に白い。
今日はスリックタイヤなので峠が凍ってたら引き返そう。

●直売所で水分補給&休憩

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国道沿いのドライブインで野菜の直販をやっていたのでトマトを購入。
店員さんが言うには、この時期は寒さに耐えるよう皮が厚く、甘みが強いとのこと。
確かにしっかりした皮で甘みが強かった。その場で3つ食べて残りは土産とした。


●薄ら寒い金精道路を行く

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標高の上昇に加えて陽が傾き、丸沼あたりから肌寒さが強くなった。

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金精峠の手前はほぼ落葉していたが、一部紅葉は残っていた。
落葉したての地面は明るくて良いな。

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菅沼を越えれば峠までもう少し。

●金精トンネルを越えて日光へ

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高崎から赤城&金精峠を越えると累積標高は3,000mを越える。
セミドロップ化で坂を楽に感じられるが、さすがに疲労には抗えない。
群馬-栃木の県境手前では時速10kmを割っていた。だが残りは日光まで下り一直線。


●紅葉広がる奥日光

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金精峠から男体山。既に冠雪している。
陽が陰っているが紅葉は何とか残っているな。

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山にかかる雲は雪雲かな。
10月中旬でこれだから今年の冬はそこそこ雪が多そうだな。

●湯ノ湖あたりから渋滞始まる

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紅葉シーズンゆえに車の賑わいはいつも以上。
湯ノ湖あたりでも一部渋滞があった。

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沈む落葉もなかなか面白い画になるな。
湖面に映るウロコ雲が秋らしい。


●戦場ヶ原からいろは坂を下って東武日光駅へ

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戦場ヶ原の辺りで日没となった。
その後は中禅寺湖の浅井でカツ丼を食べてイロハ坂を下った。
相変わらず浅井のトンカツはボリューム満点。
昼は行列必至らしいが18時を過ぎれば地元民だけでガラガラだ。

最後は東武線の日光駅から輪行で帰宅。
100kmで収まるかと思ったが134kmと少しオーバー。
しかし改造した自転車で終始快適に走ることができたので言う事なし。


●跋文

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今回は高崎から赤城山、金精峠を越えて日光までサイクリングした。
午前は快晴、午後からうっすらと曇りになったが紅葉は見頃で楽しめた。
セミドロップ化で自転車が重くなったのもあるが赤城&金精峠のハシゴは疲れるな。
去年は雪が少なく12月初旬に金精峠を越えたが、今年はスタッドタイヤが無いと無理だろうな。


●蛇文 ~セミドロップ化~

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今回はアラヤMFBをフラットバーからセミドロップハンドルに換装後の初実走。
交換したハンドルはNITTO B352 アルバトロスバー、Cr-Mo管で巾550mm。
エンドを30mmほどソードオフしたので巾は若干狭まって500mmほど。

フラットバー変更理由

手の甲が上を向くフラットバーだと手首が痺れやすい&肩が張ると感じたため。
身体の柔軟性で個人差はあると思うが、自分はフラットバーをガッシリ握ると、
肩が張る&肘で路面の衝撃をほぼ吸収できず、真っ先に手首がやられた。

そこでハンドルバーの形状を変えようと色々思案してみた。

変更案

  • エンドバーの追加:×見た目が好みじゃない
  • ブルホーン化:×:見た目が好みじゃない
  • バタフライ化:×:見た目が好みじゃない
  • プロムナード化:×:見た目は好きだがMFBでやるもんじゃない
  • マスタッシュ化:△:XO仕様ハンドルには憧れるがちょっと厳つい
  • セミドロップ化:〇:MTBの化石のようなMFBのイメージに合う
  • マウンテンドロップ化:△:CXGと被るので却下
  • ドロップハンドル化:△:CXGと被るので却下

色々考えたけど、見た目とCXGとの運用を考えてセミドロップ化を採用。

緩く走るには最高だが、長く走れるものか?

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セミドロップの第一印象は「ママチャリ並みに楽じゃん!」だったが、
「果たして100km以上走るにはコレはどうなのか?」街乗りで終わっては意味が無い。
そこで高崎から日光まで、平坦・登り・下りを含む100kmを走った。

結果、100km前後をのんびり流すには最適。160kmくらいが快適性の限界と感じた。
そもMFBをフロントシングル化している時点で1日200km以上走るのはだるい。
以下、平坦・登り・下りでの操作感。

平坦

ハンドル幅があるので向かい風は諦めがつく。
スプリントのような前傾姿勢も肘を曲げればできなくもない。
平地/無風を20~25km/hで走行と割り切ればこれで十分。
正直「姿勢が楽だなあ」というくらい。

登り

シッティングは肩が開く&状態が起きるので呼吸が楽、景色を楽しむにも最高。
ダンシングはもはや立ち漕ぎと言った感じになる。背筋測定の如く上体併用でガシガシ踏める。
ドロップの下ハンがいい塩梅に来ている感じで登りは文句無しに楽しい。
心から言える「快適すぎる!」もう最高。

下り

セミドロップ化で一番懸念した下り&高速時の操作性。
プロムナードハンドル型のママチャリで下りを攻めるとハンドルがビビったり、
ブレーキレバーが手前にある分、急制動で前へつんのめりそうな感じになる。

しかしMFBの長い軸距とハンドル剛性(Cr-Mo管)のためか高速でもビビりはなし。
ダウンヒル中のブレーキ操作もサドル後方に体をずらせば前転しそうな不安はなし。
ロードレースのような攻める下りをしなければ全く問題ない。
安全側に振られるのでサイクリングやツーリングにはこの方が良いだろう。

ダート

後日、青森の白神ライン、群馬の秋鹿・万沢林道を走ったが、
多少ガレた登り・下りでもセミドロップで不安なく操作できた。
また、フラットバーだったら確実にしびれたはずの手首もノーダメージ。
前腕が回内状態で肩肘張るのが解消され、肘で衝撃を吸収しやすくなったと考えられる。

~結論~

1日100km前後を快適に走れる自転車が完成した。
ARAYA 万歳!