能登半島を自転車で周遊する。
●序文
2019年11月16~18日、天候雨&曇&晴れ。石川県の能登半島へサイクリングに出た。
金沢から時計周りに七尾まで約300km。
3日間かけてのんびり回った。
・能登半島サイクリング~1/3~
・能登半島サイクリング~2/3~
・能登半島サイクリング~3/3~
本記事は最終日、宇出津~和倉温泉までの行程をまとめる。
●経路・行程概説
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- スタート:宇出津
- 国道249号~鵜川
- 県道34号~比良
- 国道249号~穴水~中島
- 県道257号~能登島
- 県道47号~和倉温泉
- ゴール:和倉温泉 -------------------------
- 経路総長:84km
- 累積登坂:750m =============================
●宇出津スタート
朝7時、宇出津の国民宿舎をスタート。明け方の気温は10度以下。
昼から下り坂の天気予報、能登島まで淡々と進むことにした。
●国道249号、県道34号で海岸沿いを行く
穴水まで沿岸沿いをひたすら進んだ。潮風にさらされた民家を進む。雰囲気が渋い。
松林の向こう、富山湾をはさんで黒部-立山が良く見えた。
甲地区の漁村。波が穏やか。
●寄り道パーキング鹿波
駐車場だけあるパーキングエリアで一回休憩。目の前には能登島が良く見える。
磯を覗くと色々な生き物が見える。
能登の海で磯遊びも良いな。
●ボラ待ちヤグラ@穴水
穴水に入ると漁港の入江に妙なヤグラが見えた。ヤグラの下に網を張り、ボラの群れが網の上にきたら引き上げる漁法。
効率の問題か、今はこの漁法は使われていないらしい。
ここはヤグラではなくブイがたくさん並ぶ漁港。
牡蠣か何かの養殖場だろうか?
●のと鉄道 "穴水駅"
現役の鉄道では能登半島最北に位置する穴水駅。鉄道の駅には道の駅”穴水”が併設されている。
ここから輪行も考えたが、まだ天気は持ちそうなので能登島行きを決定。
●正午にかけて防風が吹く海岸沿い
穴水を出ると低気圧が近づいたのか、防風レベルの風が出てきた。穴水から能登島まで10km弱だが、1時間ロス。
横風になるとまともに直進できない暴風。
●能登島へ中能登農道橋を(歩いて)越える
中能登農道橋、通称ツインブリッジ能登で能登島へ渡る。しかし風が半端なく、まともに自転車に乗れない...
横風で吹っ飛ばされそうなので押し歩きで橋を渡った。
橋を渡るとゲートがある。
ゲートには本日の通過者No.が記録される。
自分は262番目の来訪者だった。
●能登島に入った後、天候雨に変わる
橋を渡っている時までは青空が見えたが、能登島に入って早々、雨が降り出した...
雨雲レーダから夕方にかけて雨は強くなる見込み。
能登島一周は断念、道の駅で昼食をとって和倉温泉に向かうことにした。
能登島の真ん中にある道の駅で能登豚のカツカレーを食べる。
朝食を取り忘れたので身に染みておいしかった。
能登島を半周する形で能登島大橋へ出る。
これを渡れば和倉温泉、七尾方面に一直線。
風は止んだが雨は強くなってきた。
●和倉温泉 総湯に向かう
七尾湾に突き出た一角にある和倉温泉。バブルで隆盛を極めたような物理的に高い温泉街が目立つ。
今日は日帰り湯なので、平屋の総湯という温泉に入った。
肌が滑らかになるような良い温泉だった。
飲用も可だったが、大抵の人は咽て口をゆすいでいた。
海に近いためか、塩気とニガリ味が濃い。
●和倉温泉駅から輪行ゴール
温泉から出ると、雨が上がっていたので駅まで速攻で移動。1時間ほど電車の待ち時間があったのでのんびり輪行準備。
金沢に戻り、北陸新幹線で関東方面に帰宅した。
●跋文
11月中旬、3日かけて金沢から能登半島を回り和倉温泉までサイクリングした。
海岸沿いの街なみや景色は地域によって特色があり、
人工物、自然物を問わず絶景を楽しめると感じた。
能登半島はこれで2回目だが、いずれも沿岸沿いしか走ってない。
次は内陸側にも足を延ばしてみよう。
・能登半島サイクリング~1/3~
・能登半島サイクリング~2/3~
・能登半島サイクリング~3/3~
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