秩父から中津川林道、三国峠を経て佐久まで
●序文
2019年8月24日、天候晴れ。埼玉の秩父から長野の川上村を結ぶ中津川林道へサイクリングに出た。
標高1,740mの三国峠から埼玉側に未舗装路が18km続く。
久しぶりに林道を走りたくなったので行ってみた。
●経路・行程概説
・距離:105km (未舗装区間18km)
・累積標高:1,740
●行程記録
●秩父鉄道、三峰口スタート
当日は自宅から三峰口まで輪行で移動。レトロな駅舎に伝言板があった。
今や携帯電話にとって代わられたが、災害時には役立つかも。
●自転車はクロスバイク化したMTB
今回のサイクリングで使った自転車。
アラヤのフルリジッドMTBに32Cのパターンタイヤを履かせたもの。
ほぼクロスバイクな見た目。
中津川林道を越えるくらいならこれで十分。
●国道140号、荒川上流から奥秩父もみじ湖へ
三峰口をスタート後、国道140号で荒川上流へ進む。大滝村から中津川の支流沿いになる。
奥秩父もみじ湖の真ん中あたりで県道210号への曲がりがある。
写真で標識通り210号へ行けば中津川林道に至る。
自分はGPSがあるにも関わらずミスコース、直進してしまった。
●県道210号から中津川林道へ行く
数kmのミスコースを経て、210号に復帰。使い慣れないGPSは遭難の元だな。やっぱりetrexに戻そう。
県道210に乗り換え、青看板に従って三国峠を目指す。
キャンプ場を過ぎれば中津川林道の入り口だ。
●中津川林道を行く
夏場は朝8時から18時まで通行可能な中津川林道。秋口に差し掛かると9~17時とかに時間が短くなる。
熊出没注意、念のため熊鈴があるほうが良いかも。
この日、黒猫はいれど熊は見なかった。
●久しぶりの未舗装路を行く
入り口から数百m進むと道は未舗装に変わった。序盤はそれほどガレてない印象。
林道としては交通量が多く、何かあっても何とかなりそうな感じ。
道なき道を攻める秘境好きには物足りないかもしれないが、
手軽に林道を味わうには絶好な感じ。
●中盤まで渓流沿いの森林区間が続く
およそ標高1,300mまでは中津川渓流沿いに道が続く。渓流の音を聞いていると勾配の苦労がまぎれる。
夏場でも標高1,000mを越える渓流は涼しく、避暑にうってつけ。
アブやブヨなど、うっとうしい虫もいなかった。
●渓流を離れれば終盤、三国峠まで少し
標高1,400mから三国峠の1,740m、終盤は渓流を離れて頂上へ向かう。疲労のためかよく覚えてないが、終盤は勾配も少し上がったかな?
うっそうとした森林区間を越えると一気に景色が広けて三国峠に出る。
●信濃、上野、武蔵にまたがる三国峠
秩父側からダートを越えて標高1,740mの三国峠に到着。峠の頂上にある道路元標に17号線とある。
秩父市道大滝幹線17号線のことかな。
●三国峠で一服休憩後、川上村へ
未舗装区間は18km(たぶんもう少し短い)だったが、オンロードの登りと違ってそこそこ疲れた。
頂上は曇ったが、景色は晴れても遠くまで見下ろす感じではない。
深い山のど真ん中で圧迫感のある感じ。(語彙力不足)
●レタス畑の川上村を行く
三国峠から長野側に降りると川上村に至る。長野側は舗装されているが、路面亀裂が多いので細タイヤは注意が要る。
川上村は一面のレタス畑。
村内を走る車は普通自動車とトラクターが半々くらいだった。
ヤンマーはじめ最近のトラクターはデザインが先鋭的だ。
ピニンファリーナや奥山清行のデザインは農機をも洒脱に見せる。
●八ヶ岳高原から佐久方面、中込でゴール
川上村へ下ったのち、八ヶ岳東麓の小海方面へ高原を下る。小海から先は淡々と県道2号で佐久方面に移動。
この日は中込まで行ってゴールとした。
中込で夕食に入った台湾料理屋。
三杯鶏という鶏肉のバジル焼きがおいしかった。
次は牛肉麺を食べに行こう。
●跋文
関東圏の林道としては有数の長さを誇る中津川林道。
ガレ場は大きい所でも5㎝弱の石ころ道(路肩除く)。
パンクと乗り心地を気にしなければ、26Cでも走破は可能と感じた。
長野側は全面に渡って舗装されているのでロードの細タイヤでも通行可。
大雨や台風の後などは通行止めの可能性が高いので事前状況は要確認。
コメント
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あこがれのダートコースが現実化に近づきました!!!