日本の原風景が残る京都中央をサイクリング
●序文
2019年4月29日、天候曇→雨。京都駅から鞍馬山、美山方面にサイクリングした。
あいにくの天気だったが京都の山村風景を楽しめた。
●経路・行程概説
地点 | 距離 | 経路 | 備考 |
---|---|---|---|
京都駅 | 0km | 府道38号 | スタート |
鞍馬山 | 18km | 府道38号 | --- |
花背峠 | 24km | 府道38号 | --- |
佐々里峠 | 46km | 府道38号 | --- |
美山 | 74km | 府道12号 | --- |
安栖里 | 100km | <輪行> | ゴール |
峠を二つ越える100kmサイクリング。
●行程記録
●京都駅スタート
東京から新幹線輪行で京都まで移動。
久しぶりの関西スタート。
●碁盤目状の京都市街を北へ進む
京都市内は東西南北に整然と区画分けされている。初期値を把握すれば地図なしで進める。
市街地は観光客でごった返しているので早々に抜けた。
●大天狗と牛若丸の鞍馬山
京都駅から北へ15kmほどで鞍馬山に至る。鞍馬駅で大天狗がお出迎え。
鞍馬山の鞍馬寺に入る。
大天狗は牛若丸(源義経)に剣術を教えたという。
鞍馬寺の参道は見事な森林が広がっていた。
標高こそ低いものの、うっそうとした木々は修験道の山っぽい。
参道を登りきると本堂に至る。
本堂前は虎が狛犬?として並ぶ。毘沙門天が本尊にあるためか。
天邪鬼が参拝したら踏みつぶされそう。
鞍馬寺を参拝後は駅前の土産屋でニシンそばを食べた。
色が薄いだし汁を見て関東との違いを感じた。
●鞍馬から西へ進む
鞍馬から府道38号で花背峠を越えた。
看板に従って鯖街道を行けば若狭(福井)へ行ける。
鯖を漬け込んだ”へしこ”で日本酒も良いな。
●桜と紅葉が残る府道38号
鯖街道は断念して府道38号で佐々里峠を目指す。まだ桜が散ってない京都の田舎。
葉桜見ると無性に菜飯が食べたくなる。
佐々里峠を越えて南丹市へ入る。
南丹市に入ると山肌が紅葉混じりに変わった?
ゴールデンウィークだがシルバーウィークのようだ。
●茅葺き屋根の里、美山を見物
佐々里峠を下り、府道38号を西へ進み、美山へ移動。府道の北側から、山の麓に茅葺き屋根の村が見えた。
けっこうな数の茅葺き屋根が見えたので寄り道。
京都にこんな場所があるとは知らなかった。
静かな場所で観光客もまばら。
里山に溶け込む茅葺き屋根。
リフォーム費用(葺き替え)が大変だけど、こういう家も良いな。
色んな農具。
右から2つ目は何に使うのだろう?
2時間くらい歩いた後、雨が降ってきたので移動再開。
●美山から雨、安栖里駅から輪行
今日は福知山まで行く予定だったが、
雨脚が強くなったので安栖里から輪行を決定。
下り列車発のギリギリに着いて輪行準備、ホームに上がった。
しかし、電車は反対側のホームに到着→出発した。
わたし 「次の電車は?」
時刻表 「1時間後です。」
わたし 「・・・そうか。」
高架線に上るトリッキーな駅構造に騙された...
●跋文
この日は京都駅から京都市を抜けて、鞍馬~美山へサイクリングに出た。
市街を出ると交通量は減り、里山の景色を見ながらのんびり走れると感じた。
鞍馬から花背峠は傾斜がけっこうエグかったくらいか。
次は美山茅葺き屋根の冬景色を見に行こう。
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