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●序文

2018年8月17日、天候曇~晴。
長崎市の周辺を回るサイクリングに出た。
鎖国時代から海外の窓口だった長崎。
エキゾチックな街並みは観光にうってつけ。

●経路概説


※地図クリックでルートラボリンク

【総距離】 75km
【累積標高】 1,200m
  1. 長崎駅スタート
  2. 長崎市内:眼鏡橋~新地中華街
  3. 長崎市内:出島~オランダ坂~西洋住宅
  4. 長崎市内:大浦天主堂
  5. 伊王島:馬込教会~灯台
  6. 以下宿:夫婦岩:軍艦島展望地
  7. 長崎市内:稲佐山展望台の夜景


●行程記録

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朝7時くらいに長崎駅をスタート。
長崎市内は路面電車+交通量が多く、サイクリングするには肩身が狭いと感じた。
地元民が乗るママチャリも見かけなかった。これは市内のほとんどが坂のためだろう。


●眼鏡橋

長崎市内の中嶋川に架かる石造りのアーチ橋。
キリスト禁教時代、1634年に建造されたという。

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前田冷菓の”ちりんちりんアイス”。
橋のたもとで屋台が出ていたので食べる。
素朴な味で今風のアイスとは違う。


●長崎新地中華街

眼鏡橋を川沿いに下ると新地中華街に至る。
横浜、神戸と並ぶ日本三大中華街の一つ。

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横浜中華街よりもコンパクトだが、観光客がひしめいて本場っぽい。
ブレードランナーのように多言語が混じる雑踏から時々日本語が聞こえる。
店員さんの接客も本場に近いと感じた。

●出島

新地中華街から一区画先に出島がある。
鎖国時代の貿易窓口、中華街の横に西洋風の建物が並んでいた。

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かつては扇形の埋め立て島だったという出島。
今では周辺も埋められて地続きになっている。


●オランダ坂

出島を通過した後は西洋続きでオランダ坂へ行った。
幕末、外国人居留地として作られた西洋建築の集まる地区。

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坂好きにはたまらない20%くらいの傾斜ばかり。
山手地区というだけあって、登り応えがあった。
下りの一部は”自転車降車”の看板がある。


●東山手洋風住宅街

オランダ坂沿道にある西洋風住宅。
脚を休めるついで、見物できる建物に入ってみた。

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●東山手十三番館

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洋館の一部は茶店になっていた。
暑くなってきたのでコーヒーとカステラアイスを食べる。
この場所で500円で飲み食いできるのは破格。


●大浦天主堂

オランダ坂を上り下った後は大浦天主堂へ向かった。
開国後に建てられ、現存する中では日本最古の教会。

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外人の建築主導の下、日本の大工が建てたという木造教会。
教会内の曲線天井や螺旋階段の造形美に感動した。
建造時の外壁は”なまこ壁”で日本の意匠も混じっていたとか。


●伊王島・馬込教会

大浦天主堂を見物後、市内を少し離れて伊王島に向かった。
伊王島大橋を渡り、島に入ると馬込教会が見える。

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馬込教会、聖ミカエル天主堂とも。
大浦天主堂は混雑していたが、馬込教会は自分1人のみ。
のんびり参拝できた。


●伊王島灯台

伊王島に来たので、西端にある伊王島灯台まで行ってみた。
灯台の横には昔の灯台管理人の居住地跡があり、
今は資料館として開放されていた。

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巨大なフレネルレンズ。
オーギュスタン・ジャン・フレネルの発明品。
丸いレンズをのこぎり状プリズムで代替える発想はさすが天才。


●夫婦岩から軍艦島

伊王島を出た後は軍艦島を見るため以下宿へ向かった。
以下宿の海岸沿い、夫婦岩からは軍艦島を真横から見られる。
※記事トップの写真がそれ

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夫婦岩のしめ縄越しに軍艦島を見る。
なるほど、確かに軍艦だ。

●コリメート撮影で見る軍艦島

展望地に無料の双眼鏡があったのでコリメート撮影
※コリメート撮影:望遠鏡の接眼部にカメラをあてがう手法

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夕日の逆光でシルエット状の軍艦島。
本当に軍艦と言われても信じてしまいそうだ。

コリメート撮影中、カメラの軍艦部を見ていて思ったが、
最近のカメラは軍艦部というよりも航空甲板に近いな。
個人的にニコンF4とか”いかにも”な軍艦部には痺れる。
軍艦島も軍艦部という言葉も風化していく...


●夜景@長崎

軍艦島を見て日没を迎えたので、最後は長崎の夜景を見る。
稲佐山という長崎港周辺の夜景を見られるスポットに向かった。
港から山まで300mほど登る。

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ゆめタウンの帆船と月 (露光時間2秒)

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月明りの角力灘 (露光時間15秒)

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地鶏夜景 (露光時間1/30くらい)
展望台は人が多すぎたので建物内から夜景を見た。
ガラスの反射で多重露光みたく面白い結果になった。

最後は稲佐山を下って市内のカプセルホテルへ投宿。
翌日は佐世保まで九十九島を見に行った。

●跋文

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鎖国時代から海外窓口だった長崎。
多文化が入り混じり、異国情緒あふれる街だった。
自転車的には坂が多くて楽しいと感じた。
次、長崎へ行くときは教会の作法を覚えておこう。
† AMEN