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切支丹の島、天草諸島を行く



●序文

2018年8月14日、天候快晴。
熊本県の天草へサイクリングに出た。
キリシタンの島として知られる天草地方。
この日は崎津教会、大江教会を巡った。

●経路概説



【総距離】 140km
【累積標高】 1,100m
【最大標高差】 162m

  1. JR熊本駅スタート
  2. <国道57号>熊本~宇土~三角
  3. <国道266→324号>三角~上天草~天草市街
  4. <県道26,326,国道266,389号>天草市街~崎津
  5. <国道389号>崎津~大江
  6. <サンセットライン>大江~高浜
  7. 天草高浜北:ゴール


●日の出1時間前、熊本スタート

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8月中旬、昨日は37℃の猛暑日だった。
夏は陽が昇る前に行けるところまで進んでおく。
この日も38℃まで上がる酷暑となった。


●干潟に電柱並ぶ有明海

宇土から西へ、有明海岸沿いの道を行く。
干潟に並ぶ電柱と舗装路は長部田海床路。
漁業用の道路で満潮時は道が無くなるという。
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次は満潮時の夜に写真を撮りに行こう。


●明治建造の港湾、三角西港

約130年前、オランダ人技師の指導で作られた港。
石工の腕が見て取れるカッチリした石積みでできていた。
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オランダ人指導のためか、西洋風の建築が残る。


●天草諸島、松島を行く

いくつもの島から成る天草諸島。
大矢野島~上島の間は天草松島と地図にある。
小島が海に浮かぶ様は陸奥宮城の松島に似る。
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松島とは言え、海の色は東北と違って南国な感じ。
天草諸島に架かる橋には風速計が付いていた。
強風時は通行止めになり、島が鎖されるらしい。


●リアルなオブジェ@有明海沿岸

陽射しの厳しい有明海を進む。
沿道沿いに生々しいくらい作りこまれたオブジェがあった。
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思わず食指が止まるタコの像。
ヨーロッパでタコが悪魔というのも納得できる。

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巨大なデコポンのフィギュア。
直径1mくらいありそう。
果肉から葉っぱまで、見事な質感の作り込みと塗りだ。


●天草・カトリック崎津協会

天草諸島で最大の下島。
下島の南内湾にある崎津集落。
室町時代にカトリック宣教師が来て布教したという。
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江戸時代は禁教の流れで切支丹は潜伏して信仰。
現在の崎津教会は1934年に建立されたという。
日本の漁村にゴシック建築とは異様だが、
海風にさらされた建物は不思議と溶け込んでいる。


●大江天主堂

崎津教会の次は大江教会に向かった。
下島西岸、丘の上に鎮座する教会。
天草で最古参の1933年建造、ロマネスク様式の教会。
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木彫りのマリア像。
大江教会(ロマネスク)の内部は赤い絨毯敷きだった。
崎津教会(ゴシック)は日本人に優しい畳敷きだった。
個人的にはゴシック派。


●跋文

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この日は天草諸島、崎津教会と大江教会を巡った。
日本は内政事情もあってキリスト教は長らく潜伏・隠れの信仰だった。
その間、キリスト教が地域の神社・寺の土着信仰と混じったりと、
宗派を越えて?独自の信仰になった例もあるようだ。

形は変われど約5世紀前の布教が今でも残るあたり、
西洋人のバイタリティは半端ではないと感じた。

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