大涌谷へ黒い卵を買いに行く
●序文
2018年2月11日、天候晴れ。神奈川の箱根周辺へサイクリングに出た。
目的地は大涌谷。地滑りでできた硫黄ガスの噴煙地帯。
大涌谷は黒卵という真っ黒な茹で卵が名物。
食べたくなったので買いに行った。
●経路概説
【総距離】
91.6km
【累積標高】
1,505m
【最大標高差】
1,039m
【地形区分】
前半:平坦、後半:山岳
- スタート:JR藤沢駅
- 江の島~小田原:国道1号
- 小田原~宮ノ下:国道1号
- 宮ノ下~強羅:国道138号
- 強羅~上強羅:一番坂(急坂)
- 上強羅~大涌谷:県道734号
- 大涌谷~芦ノ湖湖畔~元箱根:県道735・75号
- 元箱根~箱根峠:国道1号
- 箱根峠~熱海:県道20号
- JR熱海駅ゴール
●行程記録
●JR藤沢駅~江の島~湘南海岸
出発はJR藤沢駅。
江ノ電の通る街並みを越える。
ひたすら平坦の湘南海岸。
天気がいいので自転車乗りも多かった。
●小田原~国道1号箱根方面
小田原城で一回目の休憩。
梅は見ごろを迎えていた。
箱根の登りは732号を好んで使うが、今日は国道1号を行く。
●宮ノ下~坂の町、強羅へ
国道1号は732号よりも勾配が緩く、登りやすい。
だが、宮ノ下から強羅方面へ道を変えると豹変する。
写真の道を左に行くと、20%を越える急坂が現れた。
勾配のきついIN側の途中でチェーンが落ちた...
悔しいので登り口に戻って仕切り直し。
●強羅の一番坂
強羅駅の前でディレーラーを調整・一服後、上強羅へ向かった。
駅前の地図で一番坂という文字を見つけたので登ってみた。
勾配20%くらいの道が1km弱、延々と続く登り応えのある坂だった。
基本ダンシング、僅かに勾配が緩む場所でシッティングの繰り返し。
この道は大変気に入った。次は写真を撮りつつ登ろう。
●目的地の大涌谷へ
大涌谷への道中。
山肌に雲海?と思いきや火山ガスの噴煙地帯だった。
陽が傾く前、大涌谷に着いた。
硫黄ガスの吹き出る異様な光景。
箱根には何度も来ているが、こんな光景は初めて見た。
風が強く寒いので、名物の黒卵を買って帰る。
●大涌谷~芦ノ湖~箱根峠
大涌谷から先はダウンヒルのみ。
スキーも面白そうと考えるこの頃。
やるならテレマークをやりたい。全てにおいて走破性重視。
芦ノ湖の杉並木
箱根関所
道の駅”箱根峠”から
●県道20号で箱根~熱海へ
箱根から三島へ降りようかと思ったが、熱海への道があることに気付く。
箱根-熱海の県道20号は開けた山肌の広がる快走路。
この広さ、最高。もっと前に知るべきだった。
富士山がよく見える。
太平洋もよく見える
県道20号は広大な絶景の広がる道路だった。
次は熱海から登りに行こう。
●駅前の熱海温泉
5年ぶりに熱海の駅前温泉に寄る。
ちょうど観光客の集団が出て行ったので空いていた。
地元民「昨日今日と、観光客が多かったな...」
自分 「連休ですからね。」
(言えない、俺も観光客とは言えない...)
ローカル銭湯・温泉に入る時は先人の行動を見て真似ている。
人のふり見て我身を直すと高確率で地元民に間違われる。
●JR熱海駅から輪行ゴール
湯上り後、JR熱海駅から輪行で東京へ帰る。
今や東海道線も長くなったなあ、としみじみ思う。
距離100km未満だが、強羅と熱海で面白い登りを見つけて満足した。
●跋文
今回、箱根の大涌谷へ名物”黒卵”を買いにサイクリングに出た。
5個入り500円で砲弾のようなゆで卵を食べられる。
中身は真っ白、味は硫黄の香りか、旨み・コクが強い印象。
強羅の登りで全身を使ったので筋肉痛になった。
このプロテインで回復しよう。
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