何百kmだろうと、ブルべは長期戦かつ消耗戦。
●序文
2017年9月9~10日、ランドヌール宮城(R宮城)主催の400ブルべに参加した。本記事では、今回の400ブルべの反省をまとめる。
思う事が多すぎるので、長距離サイクリング・ブルべ後の体調についてのみ記す。
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→反省編
ブルべ後の消耗と対策
最短でも200km以上走るブルべ。長時間にわたり負担がかかるため、機材・人の双方にダメージを与える。
自分の場合、補給をおろそかにしたサイクリング後は高確率で体調を崩す。
今回のブルべ後に生じた体調不良と予後
今回の400km走破後、体に生じた変化を4つまとめる。①関節痛
- ゴール翌日、右ひざに痛みが生じた
- 2日で回復
- 写真を撮るため、ストップ&ゴーで負担をかけた
- 対策として撮影ポイント前にギアをインナーに落とす
②微熱
- 38℃(平熱+1℃)、倦怠感は無し
- 1日で回復
- 週末サイクリング後の月曜日は大体この状態
③体重減少
- 60kg→57kg、いずれも夕食(爆食)後に測定
- 3日で現状復帰
- スタート前~ゴールまで10,245kcal摂取
- 次回の400ブルべでは15,000kcalをとる
④口内炎+口角炎
- 口内の腫れ、唇の端が切れる
- 10日で回復
- 補給のミネラル・ビタミン不足
- 疲労による免疫力低下
- 日頃の生活規則、栄養バランスを正して備える
今回のブルべ後の不調は以上。
個人的には、400km走ったにしては軽度で済んだ方。
栄養状態が悪かった学生時代、ブルべ後は1/2くらいの確率で風邪を引いた。
特に、以下のパターンでは確実に風を引いた。
・補給をおろそかにした場合
・ゴールしてから何も食べずに眠った場合
自分の体は、回復のための補給がないと、免疫力が速攻で落ちるようだ。
食わねば体調を崩すという経験から、
目安として、一日100km走るなら基礎代謝含めて3,000kcal以上摂取。
+100km伸びるごとに2,500kcalを最低限とるように決めてきた。
これに当てはめると、今回の400kmでは、
(基本プラン3,000kcal)+(追加プラン7,500kcal)=(10,500kcal)となる。
出走中に摂取した確定カロリーは10,245kcalなので、ほぼ目標値。
だが、体重は減ったので、必要カロリーの見直しが必要だ。
カロリー以外にアミノ酸とか、筋肉を守る補給も考えよう。
さらにビタミンやミネラル等、口内炎を抑える補給を模索してみよう。
健康志向のスポーツとイメージされがちな自転車だが、乗り方次第ではやつれるのみ。
特にブルべは確実に体に悪い。
上手く乗りこなせるようにしたい。
コメント
コメント一覧 (2)
私の周りの太目の人は、「体重が落ちると風邪ひきやすくなる」と言って、ダイエットを避けています。嘘かもしれませんが、ご参考まで。
晩秋は只見かな?(笑
自転車は痩せると言えますが、ブルべはやつれると言いますね。
今秋は晴れを狙って、只見を周遊してきます。