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伊豆半島の東側をサイクリング



●序文

2016年12月11~12日、天候晴~曇。
静岡県の伊豆半島を周遊するサイクリングに出た。
熱海から、時計周りに伊豆半島を回って沼津まで、およそ200km。
1日でも回れる距離だが、時期は日の短い冬。
下田で一泊して、東伊豆と西伊豆を分けて、2日の行程とした。

 ・西伊豆サイクリング 行程記録

●経路概説



【総距離】 80km
【累積標高】 1,206m
【地形区分】 全域丘陵
【交通量】 国道135号は多い。かつ路幅狭小
【景観性】

熱海を起点に、下田まで伊豆半島の東側を行く。
伊豆半島の沿岸部は、起伏に富んだ地形で、平坦部が少ない。
主な経路である、酷道135号は、交通量が多い割に路幅が狭い。
トンネルも多いので、日中でもテールライトの装備は必要か。

●行程記録

 

・10時00分:熱海を出発。国道135号を行く

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当日は、東京から熱海まで輪行で移動した。
伊豆を走るのは二度目。
最初は、東京を出て伊豆半島を一周、箱根を越える長丁場のサイクリングをした。
その時は、西湖バイパス付近の国道135号で、流れる車の量にビビった。
そもそも車に対しても迷惑なので、今回は熱海まで輪行ワープ。

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相変わらず国道135号は道幅の割に交通量が多くて怖い。
他に道がないので致し方ないが...

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この漁船の名は、理三丸か、目指すは灯台。
時々、国道わきの道に入って、沿岸ギリギリを進む。

 

・12時00分:城ケ崎海岸に到着

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正午、城ケ崎海岸に着いた。
荒々しい岸壁まで歩けるようなので歩いてみる。

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中々の迫力だ。
こういう場所で目が回るとタダでは済まない。

 

・自然遊歩道を歩く@城ケ崎海岸

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海岸沿いに自然研究路があるようなので、ちょっと歩いてみよう。
と、軽い気持ちで歩き出したが、これは海辺というより、森林だな。

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時折、すれ違う人はトレッキングの装いをしている。
足場は登山道と変わらない。
細かい登り下りが続くので、蓄積すれば、標高もそこそこありそう。

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開けた海岸に出た。
宮城県は石巻にある、神割崎のような光景。
また東北を走りたいな。海なら牡鹿半島か。

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曇りのせいか、海の色が鉛色なのが残念だ。
勝手なイメージだけど、伊豆は夏の強い日差しを走るのが面白うそう。

 

・猫のいる海岸:イガイガ根

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イガイガ根という、足場が大根おろし金のような海岸に到着

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この辺りはやたらと猫がいる

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様子を伺う

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相談中

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ブラックサンダーの銀紙を煌めかせると、猫じゃらしのように反応する
しかし猫よ、お前はチョコを食えないだろう。

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猫は慣れれば触れるくらいに寄ってくる。
釣り人や観光客から餌付けされているのだろうか。
自然研究路で思いのほか時間をつぶしてしまった。
日が傾きかけているので、あとは下田まで寄り道せずに進もう。

 

・15時00分:国道135号を南下する

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大室山と電車
異様な山容をしている大室山。
画像検索して思ったが、大室山は子供が描いた絵を現実に持ってきたみたいだ。
次は山焼きという豪快なイベントを見に行こう。

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伊豆半島は起伏に富んでいるので、飽きることなくサイクリングを楽しめる。
地形のイメージは、宮城の牡鹿半島のスケールを拡大した感じかな。

 

・17時30分:下田に到着。

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日没後、下田に到着。今日は下田の民宿で一泊する。
サイクリングで宿をとる場合は、当日すべり込みで予約を入れることが多い。
午前中の走りで様子見て、昼前に移動量を確定、空いてそうな宿に片っ端から電話。
泊まれなければ野宿or夜通しで走り抜けることになる。
...やはり、もう少し計画的に行こうかな。

●跋文

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今回、熱海から下田まで、伊豆半島の東沿岸をサイクリングした。
途中、城ケ崎海岸の遊歩道で猫と遊んだり大幅に時間を使ってしまった。
サイクリングの印象が薄い行程となってしまったが、海沿いの景色は終始良好だった。
当日は、あいにくの曇りだったので、来年は夏、快晴の日に走ってみよう。