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雪の少ない霧ヶ峰・車山高原を行く



●序文

2020年2月9日、天候晴れ。
長野県の茅野から霧ヶ峰・車山高原を回るサイクリングに出た。
暖冬の影響か2月初旬のビーナスラインに雪は無かった。
日中の気温は-9℃。ダイヤモンドダストが舞っていた。

●経路・行程概説


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  • スタート:JR茅野駅
  • 国道152号~白樺湖
  • 県道40号~霧ヶ峰・富士見台
  • 県道40号~車山駐車場
  • 遊歩道⇆車山山頂
  • 県道40号~諏訪上社
  • 諏訪湖畔沿い~諏訪下社
  • ゴール:上諏訪
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  • 経路総長:78km
  • 累積登坂:計測ミス(1kmはあると思います)
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    ●行程記録

    ●JR茅野駅スタート

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    当日は始発でスタートの茅野まで輪行。
    東京に比べて気持ち寒いかな?というくらいの気温(0℃)。


    ●国道152号で白樺湖方面へ

    茅野から西、国道152号で白樺湖・車山に至るビーナスラインへ。
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    高原は雪が吹いているのか少し曇った視界。


    ●貧血?ダイヤモンドダスト舞う高原道路

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    音無川の渓流沿いの登りで視界に煌めく塵が見えた。
    貧血?と思ったが、よく見ると実体のある氷の粒だった。
    ダイヤモンドダストという現象か。初めて見た。

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    wikiによるとダイヤモンドダストはマイナス10℃以下で起きるようだ。
    気相--->固相の転移って凝華というのか。初めて知った。

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    道路状況、日中はスリックロードでも走れそうなウェット。
    氷点下でも融雪剤が混じっているせいか凍結はしていなかった。


    ●雪の白樺湖に到着

    太平洋戦争をまたいで作られた人造の池。白樺湖。
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    白樺湖は農業用水を確保する温水ため池として作られた。
    温水ため池とは太陽で温められた池表層の水を平野に流して冷害を防ぐもの。
    これがおかげで茅野の冷害は激減したという。


    ●白樺湖レストハウスで昼食

    氷点下の温水ため池を見ていたら体が冷害になったので昼食。
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    多様なキノコが入った味噌汁と鹿肉の饅頭。
    いずれも風味がワイルドな山・ジビエ的でおいしい。

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    暖機を終えたら霧ヶ峰・車山方面に向けて再スタート。


    ●ススキが丸見えの県道40号を行く

    ビーナスラインは期待した雪原ではなくススキ野原が広がっていた。
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    雪がないとはいえ、気温-9℃で風が吹くと鼻・耳が千切れるような寒さ。


    ●霧ヶ峰・富士見台で休憩

    富士山の展望地、富士見台に到着。
    売店でホットコーヒーを購入しようとするも、「・・・。」
    顎が固まって「コーヒー下さい。」が口から出なかった。
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    売店のおじさんの話によると4年くらい前からこの辺りは雪原になってないという。
    雪でススキが倒れず、春先にキスゲの成長が阻まれてしまうとか。
    どこも温暖化なんだな。

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    温室効果ガスが好きな赤外線で富士山を撮影
    雪が積もる富士山は江戸時代の画と同じだ。
    明治以降から近代化して”化石賞”を取るよりも、
    江戸時代から鎖国のまま”化石賞”を取るほうが環境的だったな。


    ●車山高原から徒歩で車山山頂へ

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    車山高原までドライな舗装路を自転車で行く。
    スタッドタイヤ無しでも行ける。

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    車山山頂までスノーな登山道を徒歩で行く。
    軽アイゼン無しでも行ける。


    ●標高1,925mの車山山頂、そこそこ寒い

    2000mに迫る信州の山、けっこう寒いが山頂は地肌が見えた。
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    山頂には気象観測レーダーがある。
    こういうの山頂に作られるとレドームの天辺に登りたいと思ってしまう。


    ●車山神社

    登山口と反対斜面にはスキー場、その手前に車山神社がある。
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    諏訪大社のように御柱が並ぶ慎ましいサイズの神社。


    ●車山を下山、諏訪方面へ下る

    14時過ぎ、気温が下がり始めたので下山を開始。
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    西の遠方は御嶽方面だろうか?真っ白な山肌が望遠で確認できた。

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    足の下方は一発描きだろうか?見事な雪だるまの画が描かれていた。

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    下りの県道は襟巻を目元まで覆ってダウンヒル。


    ●諏訪大社・上社(本宮)を参拝

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    日暮れ前に余裕をもって諏訪市街に戻った。

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    諏訪大社・上社の手水舎?明神湯。
    冬でも暖かい温泉が流れている。ありがたい。

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    上社を参拝終了。
    諏訪盆地の山は西日が差して紅葉みたいになっていた。


    ●諏訪大社・下社(春宮)も参拝

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    日没になるけど、せっかくなので下社にも寄ろう。

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    すでに社務所は閉まったが境内には入れるというので入る。

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    神楽殿の奥に拝殿がある。初めて来たときは拝殿に気付かなかったな。

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    命を懸けて切り落とした御柱
    昨今は労災に厳しい世の中。七年に一度も厳しく見られるようになった。
    しかし安全第一が進みハーベスターで御柱を納めるのはちょっと違うな。


    春宮参拝後は諏訪市街の宿で一泊。
    翌日は岡谷から長峰峠を越えて高山まで進んだ。


    ●跋文

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    今回は長野中部、茅野から霧ヶ峰・車山高原を回って諏訪に降りた。
    ビーナスラインは雪景色かと思いきや、ススキ野原で拍子抜けした。
    雪がない暖冬でも高原道路の気温はマイナス10℃に迫った。
    富士見台の主人の話しから、年を追うごとに景色は変わると感じた。
    見たい景色は見られるうちに見ておこう。