福島から浄土平、白布峠を経由して高畠へ行く。
●序文
2019年8月13日、天候晴れ。毎日うだる暑さが続いたので東北の山岳道路へサイクリング。
福島駅から浄土平、白布峠を経て高畠までサイクリングした。
●経路・行程概説
・距離:130km (高畠ゴールの場合)
・累積標高:2,700m (ルートラボ)
福島から磐梯吾妻スカイライン、レイクライン、西吾妻スカイバレーを走る。
山岳道路としては比較的、市街地からアクセスが良いお気に入りコース。
景色はいずれも良好で何度走っても飽きない。
●JR福島駅スタート、県道70号スカイラインへ
前日の終電で福島まで輪行。4時過ぎにネットカフェを出て駅前スタート。
県道70号の道路情報を見ると朝8時開通。
少し早起きし過ぎた。つばくろ谷のゲートまでのんびり行こう。
磐梯吾妻スカイラインは序盤の傾斜がきつく、終盤に向かい緩くなる。
●つばくろ谷でスカイラインのゲート開通を待つ
開通20分前につばくろ谷に到着。ゲートが開くまでトンボを撮って時間をつぶす。
●ゲートチェック。ロック解除しました@8:00
8時ジャスト、道路管理の自動車が下りてきてゲート開通。晴れ渡ったスカイラインの登り再開。
中盤以降は緩い登りが続く、快適なスカイライン。
火山ガスの匂いがしてきたら終盤。
●「窓を占めて走行して下さい」を越えれば浄土平
スカイライン頂上手前は火山ガスが吹き流れている。看板は「停車禁止、窓閉めよ」とあるが、自転車は吸気しないと進めない。
注意は必要だが、磐梯吾妻スカイラインのガスはあまり匂わない。
高濃度の硫化水素は匂わない(嗅覚麻痺)というが本当かな?
ここを10回くらい通っているが、今のところ体に異変は無い。
ガス注意区間を越えれば頂上、浄土平レストハウスに至る。
レストハウスで特大の桃をかじって休憩。
福島の桃はパリパリで美味しい。
●浄土平から吾妻小富士へお鉢参り
浄土平の真東には吾妻小富士というすり鉢状の山がある。上図は歩いたコースをGoogle map 3Dに投影したもの。
”お鉢参り”の意味が分かるだろう。
それにしても、Google map 3D表示機能ってすごいな。
●標高1,707m 吾妻小富士へ
天気快晴、紫外線が強い。レストハウスからカルデラの淵までは徒歩10分ほど。
今日のデジカメはパワーショットg9x ii。
強い日射下においてはOVFかEVFが欲しい。
●カルデラの淵を一周する
今日は時計回りにお鉢参り。Google mapの3D機能もすごいが、現場の空気感は現地でしか味わえない。
「冬のスキーでカルデラの淵から降りたら反対の淵まで上るのでしょうか?」
「これってトリビアになりませんか?」
●スカイラインからレイクラインを行く
お鉢参り後は秋元湖~小野川湖~桧原湖を抜けるレイクラインへ。平地は少なく緩やかなうねりが続く道路。
レイクラインは標高1,000m弱のはずだが、陽射しがきつく暑かった。
中津川レストハウスでアイス休憩を挟んで進んだ。
●桧原湖畔、県道2号スカイバレーへ向かう
桧原湖畔の入り口で道路の分岐。今日は県道2号で米沢に向かった。
快晴の湖畔沿いを行く。
気温は30℃で避暑にはならない暑さ。
●白布峠の前にコーラを補充@小椋商店
桧原湖の北に続く県道2号は西吾妻スカイバレーという山岳道路。頂上の白布峠は標高1,400mくらい。
白布峠を登る前はコーラを飲むのが習慣になっている。
コカコーラエナジーおいしい。
本日最後の峠越えはスローペース。
ヘアピン脇にある展望地で休憩を繰り返しながら進む。
●白布峠から米沢へ下る
陽が傾き始めるころに白布峠に到着。白布峠は前後の景色は良いけど、峠自体の景色はあまり開けてない。
ので、すぐに下る。
山形側のスカイバレーはヘアピン+断崖絶壁+ワイヤガードのみ。
下りは中々スリリング。
白布大滝@白布温泉
温泉街から階段を下った場所にある三段滝。
●松岬神社を参拝@米沢
米沢に17:00到着。上杉鷹山公を祀る神社に寄り道。上杉神社は17時に本殿が閉錠となったので松岬神社に参拝。
●温泉併設の高畠駅ゴール
本日は米沢から10km進んで高畠駅をゴールにした。高畠駅に併設の太陽館。
駅構内に温泉があるので湯上り後、すぐに輪行できる。
●跋文
今回は福島から浄土平と白布峠を越えて高畠まで移動した。
距離の割に結構登るけど、景色が良いので登りの苦労はそれほど感じなかった。
磐梯吾妻スカイライン、西吾妻スカイバレー共にそこそこ市街地に近い。
突発的に登りたくなった場合に都合が良い山岳道路だと思う。
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