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島根県の隠岐諸島へサイクリング



●序文

2019年5月2~5日、天候全日快晴。
島根の北海上に位置する隠岐諸島へサイクリングに出た。
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隠岐諸島の構成は中ノ島、西ノ島、知夫里島と島後の四つ。
百人一首 99番の詠み手、後鳥羽院が流された地として気になっていたので行ってみた。
古くから流刑地として名高いが、現実には自然豊かな絶景が広がっている。


●行動概要

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島根の境港を出て、隠岐諸島を巡って、境港に戻るまで4日かけた。

●1日目:本土(境港~西ノ島へ移動

・昼過ぎの便で本土出発、夕刻西ノ島に到着
・耳浦キャンプ場の東屋ベンチで就寝

●2日目:西ノ島サイクリング

・早朝から西ノ島を周遊開始
・周遊後、島前の内航船で中ノ島へ移動
・明屋キャンプ場の東屋ベンチで就寝

●3日目:中ノ島&知夫里島サイクリング

・早朝から中ノ島を周遊
・昼前に知夫里島に内航船で移動して周遊
・知夫里島から島後へフェリー移動
・塩浜海水浴場の東屋ベンチで就寝

●4日目:島後一周サイクリング

・早朝から島後のおよそ一周開始
・昼過ぎにおよそ一周完了
・フェリーで西郷港から本土、七浦港に帰着
・帰着後、銭湯へ直行
・翌日、鉄道輪行で関東へ帰着

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●利用したフェリー&定期船

昔は流刑地として多くの著名人(皇室含む)が流された隠岐の島。
自分も伝統の移動方法にならって、舟(隠岐汽船)を利用した。
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本土の境港から島後まで片道3時間、料金は荷物込みで3500円くらい。
季節により運賃は変わったと思うので詳細は隠岐汽船HPを参照下さい。

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本土~隠岐諸島の移動は隠岐汽船のフェリーor飛行機のみだが、
島前の3島間(中ノ島~西ノ島~知夫里島)は小型の内航船が出ている。
便数多い&低コストなため、島前の移動は内航船がメインか。

●自転車と装備

走ってもせいぜい100km/dayで多くの荷物を積む=小径車が適任と考え、
20インチのバイクフライデー ポケットロケットで行った。
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車重10kgに荷物付けて15kgくらいだと思う。
低い重心&長い軸距のため、700cと遜色ない安定感をもつ。

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特に考えてなかったが、小型船の場席でも小径の恩恵があった。
付随装備は前後にキャラダイスのサドルバッグを付けた。

フロント(9L):キャラダイス・バーレイ

・食べ物・地図・電池類を収納
・バーレイはぶっちゃけるとサドルバッグだが前に配置。
・小径車は前輪クリアランスが大きいので難なく置ける。

リアバッグ(16L):キャラダイスSQRツアー

・寝袋、ツェルト、着替え類を収納
・容量据え置きのハードケース型だが扱いやすい
・ツェルトの支柱はフレームにバンド止め

ショルダーバッグ(3L):オルトリーブ スリングイット

・カメラ(APS1眼+コンデジ)+レンズ3本
・財布、携帯電話
・貴重品類は就寝時含めて体から離さず移動。

装備してみて思ったこと

初めて簡易テント(ツェルト)を含めた装備とした。
しかし、夜は東屋のベンチに直寝。寒ければシュラフを被るだけだった。
横になれば秒で眠れる機動性&究極の通気性を誇る開放感はテントに無い。

唯一の欠点は防御力の低さか。
西ノ島ではムカデが胸元から出る悪夢が現実に起きて起きた。
テント泊はシールド/保温性が必要となる夏/冬で試してみよう。

以下、各島行程記録

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