BRM512宮城300km、19時間30分で無事に最終ゴールした。
●序文
2018年5月12日開催の宮城300ブルべに出走した。本記事ではスタート~各PC~ゴールまでの行程メモを記す。
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●行程記録
●自宅~STARTまで
前日は退社後に自転車および装備の準備を実施。整備30分、荷物パッキング30分の後、新幹線で古川まで移動。
古川の宿に23時チェックイン、0時就寝、3時起床。
朝食はペヤング特盛とオレンジジュース1L。
1,600kcalを摂取できる最高の組み合わせ。
アラサーに突入後、胃が縮んだのか完食に15分かかった。
●5/12/05:00・START@岩出山・0km
4時40分スタート地点に到着。
今回は”まつもとサイクル”謹製のアムーナロードで参加。
自転車仲間の”ひさぼさん”が応援にきていた。
連休中の移動報告をしてスタート前の時間をつぶす。
スタート直前、宮城ブルべ常連、岩手のYさんにご挨拶。
Yさんのエンメアッカ(チタン)は旅仕様にまとまっていた。
車検を受け、5時にほぼ最後尾でスタート。
スタートから一関に至るまで、コースは緩い丘越えが続く。
睡眠が足りなかったようで序盤は全くペース上がらず。
一関に入る直前、青GIANTの方からブログ見てますと声をかけられた。
とても眠い時だったが、話しかけられたおかげで目が醒めた。
青GIANTの方、ありがとうございます。
●5/12/08:05・PC1@一関厳美渓・58.9km
クローズまで50分ほどの余裕を残してPC1に到着。
朝のペヤングで腹持ちしているのでサラダチキンのみ補給。
PC1ではYさんのエンメアッカをジロジロ観察。
随所に拘りを感じる興味深い車体だった。
8時過ぎ、PC1をスタート。
厳美渓で20分ほどロス。
その後、平泉で40分ほどロス。
毛越寺で一服していると、同日開催の200km組が通っていった。
のんびりしすぎか?と感じたので9時半に平泉を再スタート。
30km先のPC2のクローズ(11:36)まで2時間もある。
眠気は消えたので県道14号の道をハイペースで進む。
●5/12/10:35・PC2@江刺岩屋堂・99.2km
ほぼ1時間の余裕を残してPC2に到着。
ここではYさんとオーディナリーを駆るKさんに会った。
宮城ブルべに出れば誰もが目を丸くするKさんのオーディナリー。
黎明期の自転車で山岳系の600kmまで走破してしまうから凄い。
オーディナリーでもタイヤを外せば輪行できるらしい。
改めて見るとフレームより前輪の方が重そう...
PC2の補充は冷やし中華と豆乳。
11:10、相変わらず最後尾で再スタート。
次のPC3の手前には、本ブルべのコード名、物見山がある。
コース上の最高点に向かうが、緩い登りでそれほどキツくない。
しかし、物見山への道中、足を捻るなどして1時間以上ロス。
道の駅”種山ヶ原”を通過したのが13:45分。
大船渡のPCから10km手前、”さんまラーメン”の幟があったので入店。
ラーメン屋を出るとクローズ30分前。残り市街地区間を10km。
パンクしたらDNFしようと開き直ってPC3へ向かう。
●5/12/16:05・PC3@・大船渡宮ノ前・169.1km
約10分の余裕を残してPC3に到着。
普段から5分前行動は守れていると思う。
鈴木代表から「PC3はギリギリですね...」と呆れらた。
当然のことながらPCに参加者の姿はなし。
クローズ後の16:20に出発したので変わらず最後尾。
PC3を過ぎればコースは残り半分もない。
PC4に向けて三陸沿岸のアップダウンを淡々とこなす。
気仙沼に入る手前、右くるぶしに違和感が生じた。
物見山の岩場でおかしい方向に足の甲が向いたのが原因。
大谷海岸を越えてから、クリートを外すのが困難となった。
気仙沼に戻ってDNFしようか迷ったが、
クリートを嵌めなければ鋭く痛まないので走行継続。
日没後は写真を撮ることもなく進む。
撮影数が減れば巡行ペースは挽回できる。
●5/12/19:35・PC4@・南三陸歌津・228.2km
30分強の余裕を残してPC4に到着。
最後尾のため、参加者の姿は確認できず。
途中でも補給を繰り返したのでオレンジとトマトスープのみ補充。
特に何事もなく20:05に出発。
ゴールまで残り80km、制限5時間、16km/h出せば完走できる。
疲れ具合と足の様子から、0:30にゴールと予想。
大半の参加者は22時までにゴールしてるだろうな、
登米を抜けるころに考えていた。
この日は西風がなく、登米で向かい風に苦しめられずにすんだ。
暗闇の伊豆沼・内沼を越えて、栗原市内を淡々と越え、
最後の岩出山への登りを過ぎればもうゴールだ。
●5/13/00:28・GOAL@・岩出山池月・306.7km
ほぼ予想通り、0時半に無事ゴール。
右足首はいよいよ腫れてきたが、後はゴール受付に行くだけだ。
缶コーヒーで一服したのちに岩出山体育センターに向かう。
●5/13/00:41・安否確認電話 by R宮城代表
最終チェックのコンビニを出て、ゴール受付に向かっている道中、携帯電話が鳴った。
ランドヌール宮城代表から安否確認の電話だった。
「すみません、もう10分くらいで着きます。」
毎回、最後尾でお待たせして申し訳ありません...
●5/13/00:50・ゴール受付
0時50分にゴール受付の岩出山体育センターに到着。代表含むR宮城スタッフ2名とYさんがいた。
直前ゴールを謝罪してレシートチェックをお願いする。
300メダルは持ってたが、これからは完走するたびに買おうと購入。
受付場所の片づけを手伝ってYさん、スタッフと共に全員撤収。
余ったからということでヨーロッパのウエハースを貰った。
海外のお菓子はえげつない甘さで疲労回復にうってつけだ。
最後は古川まで戻って3時過ぎ、ネカフェで就寝。
ほぼ24時間行動するのは久しぶりだったが存分に楽しめた。
●謝辞
アムーナロードのひさぼさん、スタートでの応援ありがとうございました。次はソバを食べにサイクリングに行きましょう。
岩手のYさん、自転車談義で時間を潰してすみませんでした。
車体の構成、装備など、色々と参考になりました。
また、主催のランドヌール宮城スタッフの方々にお礼申し上げます。
コース内外に巡る場所が多く、クローズを守るのが難しい素晴らしい300kmでした。
次回はゴール時刻に余裕を持てるよう善処します。
コメント
コメント一覧 (2)
さて、”さんまラーメン”はいかがでしたか?
私も気になっていたのですが、時間がなくて入れなかったのよ。
そして、そばサイクリング行きましょう。汗かいた後のそばはうまいよ。
物見山の岩場で油断しました。
(今回も物見山の頂上まで行ってます)
さんまラーメンの写真は観光編に載せます。
今回は”まるよし”という店に入りました。
あっさり系のスープに和風ムニエルの切り身が乗ってました。
味とボリューム両面で大満足でした。