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伊豆半島の高原道路を行く



●序文

2018年4月30日、天候晴れ。
伊豆半島の内陸へサイクリングに出た。
目当ては標高600~800mの稜線を走る西伊豆スカイライン。
伊豆半島は沿岸も内陸もアップダウンが激しい。

●経路概説



【総距離】 97km
【累積標高】 2,272m
【最大標高差】 928m
【地形区分】 丘陵+山岳

  1. JR伊東駅スタート
  2. 伊東~冷川峠:県道59号
  3. 冷川峠~国士峠~湯ヶ島:県道59号
  4. 湯ヶ島~風見峠:県道59号
  5. 風見峠~仁科峠:県道411号
  6. 西伊豆スカイライン・戸田峠:県道127号
  7. 戸田峠~沼津:適当に県道+国道
  8. JR沼津駅ゴール


●行程記録

●上野~伊東まで輪行移動

朝6時20分、東京の上野駅から東海道線で熱海まで移動。
更に熱海から伊東線でスタート地点の伊東駅まで移動。

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伊東線は珍しい電車に乗ることができた。


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伊東駅の前で輪行解除。
本日の自転車はバイクフライデー・ポケットロケット。
5月の連休後半は四国の山岳コース巡りに出る。
サドルバッグ含め、新たな機材が増えたので実戦前の調整走。


●伊東~冷川峠@県道59号

伊東駅を出て、まずは県道59号で冷川峠を目指す。
序盤から登りだが、今日は終盤を除きずっと登るコース。

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標高350mくらいの冷川峠。
景色は開けてない。


●冷川峠~国士峠~湯ヶ島@県道59号

冷川峠の次は、湯ヶ島温泉の東に位置する国士峠を行く。
冷川~国士峠間の県道59号はワサビ畑が広がる農村地帯。

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国士峠に到着。
標高はおよそ500mほど。
交通量は少なく、自転車でも快適に通行できた。
国士峠を西へ下れば湯ヶ島の温泉街に至る。


●猪料理@湯ヶ島

湯ヶ島温泉に下って正午前。
猪料理の幟が見えたので、ここで昼食。

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猪せいろ@鈴木屋食堂
猪肉は豚肉をワイルドにした風味。
牡丹肉の出汁が効いた汁がソバに合う。


●湯ヶ島~風早峠@県道59号

昼食後は湯ヶ島から県道59号で風早峠を行く。
道は渓流沿いに続き、峠の手前から勾配が増す。

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●風早峠@県道411号

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標高770mの風早峠。
海を望む稜線上に位置している開放的な場所
日によっては防風的な風にさらされる。


●仁科峠@県道411号

風早峠で一息ついた後、仁科峠へ向かう。

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仁科峠からは広大な牧草地帯を眺めることができる。
駐車場から遊歩道が出ているので少し歩く。

●仁科峠の牧草地帯を歩く

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サングラスをかけたままカメラをいじったため、
WBを間違えてノスタルジックな写真になった。
だが、これはこれで良いな。

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色を戻して道路へ戻る。


●県道127号で戸田峠へ行く

風早峠、仁科峠の次は、西伊豆スカイラインで戸田峠を目指す。
天気は晴れから泣き出しそうな曇りに変わったが、
最後まで雨にはやられずにすんだ。

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ずっと戸田(とだ)峠だと思ってたが戸田(へだ)峠が正。
やはり日本語は難しい。


●戸田峠から駿河湾へ下り沼津へ

5個の峠を越えた後は駿河湾に下って平坦を行く。
20インチの小径車でも登りは苦にならないと感じた。

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沼津市街の手前、海鮮の食堂があったので夕食。
アジのタタキ丼を注文。
副菜が豊富で味はどれも一級品。
これで1000円は安い。


●沼津~御殿場へ輪行移動

本日のゴールはJR沼津駅。
宿は御殿場にとったので輪行で移動。

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明日は富士スカイラインで五合目まで登る。
低山から日本最高峰まで備える静岡は良い所だ。

●跋文

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今回、伊豆半島内陸の高原道路を走るサイクリングに出た。
標高600~800mの稜線上を進む西伊豆スカイライン。
太平洋、駿河湾を横目に見る開放的な道だった。
100kmに満たなくとも登坂量は多く走りごたえに満足した。

以下、機材メモ
今回用いた大型サドルバッグ、キャラダイスのSQRツアー。
後輪とのクリアランス確保と見た目のバランスから小径車に向く。
16Lの容量は伊達ではなく、適当にパッキングしても泊りがけ装備が入る。
SQRシステムの着脱は容易かつ固定は堅牢。(耐荷重は10kg)
豪雨の際はレインカバーか内部の養生が必要か。
総じて不満なし。