BRM722_ED
BRM722宇都宮600km新潟(DNF)の反省点をまとめる。



●序文

2017年7月22日、AJ宇都宮主催のブルべ、新潟600kmに参加した。
結果は体調不良でDNF。
樹海ラインで水にあたって補給不能となり、PC4新潟を進んでハンガーノック。
向かい風の阿賀野川でDNFを決定し、JR馬下駅から輪行で帰宅した。

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反省編

本記事では、DNFした今回のブルべにおける反省点を以下3つにまとめる。


1.生水の飲用について

●水あたりの顛末

【原因】
国道353号:樹海ラインの登り口で湧き水、奥只見湖畔の沢水を補給。
湧き水0.5L、沢水0.3Lほどを口にして見事にあたった。

【症状】
最初の補給から約4時間後、体調に異変。吐き気+腹痛。後に嘔吐+下痢が続いた。
PC2で水1Lを一気飲み、サルトルして胃の中リセットするも、しばらく絶不調。
吐き気と腹痛でも体は血糖値を欲しているのか、不思議と食欲は感じた。
しかし、固形物~流動物を食べても明らかに吸収が悪く、すぐに戻った。

【リタイヤ判断】
PC2~PC3は低血糖+胃酸で食道ボロボロだったが、PC3~PC4では少し回復。
あわよくばPC5まで、と思ったが、腹痛と阿賀野川の向かい風に負けてハンガーノック。
足掻くのをやめて馬下でリタイヤ、ゴールよりも内科の受診を決定。

【検査・予後】
翌日、消化器科で血液検査とレントゲン撮影。
医者の所見は一時的な胃腸炎、既に快方にあるとのことだった。
さすがに出走中に全快とはいかず、腹痛・下痢の症状は4日間続いた。

●反省と対策

【反省点】
補給困難な孤立区間に入る前、携行する水分の見積もりが甘かった。
水分不足と熱中症を恐れて沢の水を補給してしまったのが最大の失敗。

常識的に考えて、川、沢、道沿いに流れる水は飲んではいけない。
きれいに見えても吸虫、雑菌、ウイルスなど、何が入っているか分からない。
(潜伏期間の長い吸虫・寄生虫はまだ検査に現れない)

道路脇の沢水を口にすることは過去にもあったが、その時は運がよかっただけ。
当たらなければどうという事は無いけど、当たった時に泣きを見る。

【今後の対策】
①:「飲める」と書かれた水以外は口にしない。
②:補給不可な区間が何km続くか事前に把握し、必要な飲食物を携行する。
③:登山用の濾過ボトルを携行する。



2.仮眠の取り方について

昨年出走した宮城600と今回の宇都宮600の仮眠休憩を比べて考える。
今回は完走していないが、短時間の仮眠でかなりの睡魔を凌げたので比較する。

●短時間で何回も休む場合(宇都宮600)

今回のブルべは午前2時スタート、夜明けとともに眠気が押し寄せた。
眠気で巡行に影響が出た時点で短時間の仮眠休憩をとった。
休憩時間は以下の通り

1回目:明け方:START~PC1:20分、上三依塩原温泉口駅前ベンチ
2回目:朝:PC1~PC2:20分、道の駅”番屋”
3回目:朝:PC1~PC2:20分、舘岩広域観光案内所
4回目:夕:PC2~PC3:15分:山古志村展望所
5回目:夕:PC2~PC3:30分:山古志村東屋
6回目:夜:PC3~PC4:30+15分:新潟市内コインランドリー
合計:2時間30分(PC4以降DNF)

短時間の仮眠だが合計すると、2時間半ロスしている。
もしDNFせずにPC4以降を進んでいたら3時間は確実に越えたはず。
しかし、PC1~PC4まで、全て40分の貯金で進んでいたため、
走行の合間にバランスよく仮眠休憩できていたと言える。

●長時間を1回+αの場合(宮城600)

昨年の宮城600は朝5時スタートで仮眠休憩は以下の3回。

1回目:夜:PC3~PC4:120分、湯処まつばら(スーパー銭湯)
2回目:明け方:PC4コンビ裏:30分、本吉セブンイレブン
3回目:朝:PC4~PC5:20分、津波堤防とセブンイレブンの狭間
合計:2時間50分(39:50完走)

2時間の休憩を1回で乗り切ろうとしたが、明け方に睡魔が来て小休憩を2回。
合計3時間未満の休憩で完走したが、後半400km~の牡鹿半島手前はかなり眠く、
もう一回眠りたいが、2時間+αの休憩が後ろめたく、その後はゴリ押した。

●長時間の仮眠に拘る必要は無い?

まとまった仮眠をとるほうが体への負担が少ないだろうと考えていたが、
短時間でも眠くなった時点で仮眠をとるほうが効率良く進めるかも?と感じた。

というのも、眠気のリズムが都合よく仮眠を設定したポイントでくるとは限らない。
予め「ここで寝よう」と決めた場所に着いたら目が冴えて寝付けないこともある。
実際、宮城600では1時間ほどしか寝落ちしてない。

600km以上のブルべ経験は7回(内2回DNF)と、まだ経験が浅い。
仮眠の取り方、睡眠のリズム掴み、この2点は今後の検証が必要。
次回の600ブルべは、眠くなった時点で休憩して完走できるか試してみよう。



3.使用機材について

●GARMIN etrex30xの使用

今回のブルべから、GPSのルート表示機能を使用した。
正確な現在地を把握でき、ミスコースを防ぐのに強力なツールだと実感した。
サイコン+キューシートの確認に要するストップ&ゴーの時間を短縮できる。
今後もサイクリング、ブルべで活用する。

●使い方(我流)

 ①オープンソースの日本地図を導入
 ②ルートラボのGPXデータをガーミンのGPXフォルダに入れる
 ③軌跡管理からルートを選択して地図表示
 ※地図上に自分の居場所・向き、ルートが表示される
これが正しい使い方かは分からないが、
現在地とルートが地図表示されるので自分はこの運用で満足している。

●ブルべでの運用(我流)

 ①GPS表示のルートをたどる
 ②移動距離をサイコンで確認する
 ③キューシート指示とGPS表示が一致
 →①へ戻る
ブルべのコマ図、ルートラボデータは補助と考えているので、
ただGPS表示をたどるのではなく、③のキューシート指示は必ず確認する。



●跋文

通算6回目となる600kmブルべ。350km地点でDNFとなった。
奥只見の水あたりで悲惨な目にあって、生水の怖さをようやく学習した。
序盤の絶景は味わえたが、中盤以降で食べ物を粗末にしたのが最大の反省点。
来年以降、本コースが再度開催されるなら確実に完走を目指して臨もう。

半分しか走れませんでしたが、見どころ満載のコースを楽しませていただきました。
主催のAJ宇都宮のスタッフに感謝いたします。