大江山、いく野の道の遠ければ、まだ踏みも見ず天橋立
●序文
2017年2月25日、天候晴後曇り。短期間だが、北陸地方に滞在していたので、京丹後へサイクリングに出た。
目的地は、日本三景の一つ、天橋立。砂州が内湾に伸びて桟橋になっている奇観。
天橋立に行くのは2度目となるが、前回は砂州を渡るだけで、全容を見ていなかった。
今回は、展望台のある笠松公園に行くことにして、舞鶴から天橋立を目指した。
●経路概説
【総距離】
75km
【累積標高】
508m
【最大標高差】
132m
【地形区分】
平坦
【道路状況】
交通量:並、路面:並
【景観性】
良
東舞鶴駅を出て、日本海沿いに西へ進む単純な経路。
基本的に平坦で、交通量も関東の主要道に比べると少なく走りやすい。
ただし、府道605号は、整備放棄された如く特級の酷道状態だった(2017年2月時点)。
●行程記録
・北陸のローカル線で輪行
始発の北陸本線、小浜線を乗り継いで舞鶴まで輪行。
福井の内陸は雪だったが、沿岸部の路面はドライ。
8時ごろ、東舞鶴に到着。
本日のサイクリングは、京都府の舞鶴からスタート。
・赤れんが倉庫@京都舞鶴
出発早々、赤れんがパークに寄り道。
カッチリ積まれた煉瓦は今でも重厚な雰囲気。
大戦中は、旧海軍の弾薬庫だったようだ。
今も昔も場内禁煙。
・イージス艦@舞鶴
”大和がふたつおる”
今まで見た船の基地は、舞鶴や呉、横須賀くらいか。
いずれも入り組んだ内湾にあるので、地形の雰囲気が似ている。
護衛艦とツーショット。
船酔いしなければ船旅も良いな。
・日本海側は長閑な京都
寺が密集する”いわゆる”京都もいいけど、日本海側も長閑で良い雰囲気。
京都の中心部は人垣で走りづらいが、沿岸部は倒木で走りづらい。
※これはまだ良いほうです。
海水浴できそうな陽気。
しかし、沖縄すら海開きしてない。まだ春か。
・天橋立を渡る
日本三景の一つ、天橋立。
内湾に伸びる天然の桟橋(砂州)が、天に伸びるように見えるという。
知恵の輪に乗る鳥
三人寄れば文殊の知恵に由来する寺がこの横にある。
天橋立を歩く
日本三景は、宮城の松島、京都の天橋立、広島の厳島。
いずれも海にある。
厳島は、子供の時、潮干狩りした覚えがある。
松島は、成年の時、コンビニ行く感じで、足繁く通った。
天橋立は、二度目なので新鮮味がある。
・笠松公園から天橋立を見る
前回、天橋立に来たときは、砂州を渡るだけだった。
今回は上から見下ろすべく展望台へ行く。
展望台へケーブルカーがつながっているけど、その横には道がつながっている。
じゃあ、歩きます。
天橋立@笠松公園
いわゆる日本三景の一つ。
とりあえず、天橋立を俯瞰する目的を果たした。
日が陰って、寒くなったので、早々降りる。
次は快晴の日に来よう。
翌日は、丹後半島を一周する予定なので、本日は京丹後で一泊。
天橋立の土産街で、豆イカとヒイラギの干物を購入。
10杯の豆イカは、一晩の一杯でことごとく消えた。
無数のヒイラギは実家への土産に消えた。
●跋文
今回、京都の日本海側、天橋立を目指して、舞鶴からサイクリングに出た。
舞鶴の旧海軍跡地、自衛隊基地で寄り道したり、酷道に迷いこんだりした。
昼過ぎには、天橋立を踏み渡り、笠松公園から橋立の全容を眺めた。
笠松公園では、天気に恵まれなかったが、これで晴天時に再訪する目的ができた。
京都の日本海側は長閑な感じで、ゆったりサイクリングできるのが良い。
沿岸沿いは魚を中心に食べ物がおいしく、自然・人工物ともに見どころが多い。
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