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茨城、袋田の滝と龍神大橋へサイクリング



●序文

2016年12月17日、天候晴。
茨城県の北部、大子町にある袋田の滝を見たくなったのでサイクリング。
袋田の滝は、福島・茨城を流れる久慈川の上流、巾73m、長さ120mの大瀑。
”四度の滝”とも言われる袋田の滝は、4段の岩肌に水流が落ちる。
厳冬期は、滝が氷って”氷瀑”に姿を変えるとか。今回は凍り付く前の滝を見に行った。

●経路概説



【総距離】 195km
【累積標高】 1,286m
【最大標高差】 315m
【地形区分】 平坦
【道路状況】 交通量:少(水戸周辺を除く) 路面:並
【景観性】

スタートの栃木から北東へ、国道123号をメインに、茂木を越えて茨城県に入る。
常陸大宮からは、国道118号で北上し、大子町、袋田の滝へ向かう。ここまで、ほぼ平坦。
袋田の滝は標高100m越えのところにあるので、滝の手前でも大きな登りは無し。

袋田の滝を見た後は、国道461号に乗って南下、常陸太田方面に向かう。
道中、竜神大橋に寄り道。ここでは、100mのバンジーを飛ぶ人の断末魔が聞こえる。
その後、常陸太田を経て太平洋沿岸の国道245号へ合流。水戸方面に南下。
大洗で食事をとり、水戸から輪行で栃木へ帰宅。

●行程記録

 

・07時00分:栃木を出発。北東へ進む

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冬至まであと4日、日の出が遅いと出発も遅くなる。
真岡鉄道沿いに、益子、茂木を越えて茨城方面を行く。

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茨城をサイクリングして嬉しいのは、本州なのにセイコーマートがあることか。
北海道ではメジャーなコンビニ、セイコーマート、弁当・惣菜の味、コスパが素晴らしい。、
108円の小パックに入った麺類は手軽な補給食として最高だ。

 

・13時00分:袋田に到着。滝周辺を歩く

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昼過ぎに袋田の滝に到着。
内陸部のせいか、標高は低いのに冷え込みが厳しい。

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観瀑台へ行くには、300円かかる。
断崖に掘られたトンネルを進むと、その先は滝。

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袋田の滝、仰視の図


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袋田の滝、俯瞰の図


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袋田の副流


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四段落ちて滝つぼに流れる
陰るので露光も四段落ち


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遠巻きに見る

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四季によって景色が変わる袋田の滝、シーズンごとに訪れるのも良いだろう。

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これは生瀬の滝。袋田の滝から、さらに上に行くと見られる。

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凍てつく氷と巨岩。袋田の滝もこうなるのか...
存分に滝を見物したので、14時半から、水戸方面へ南下開始。

 

・15時45分:竜神大橋に到着。悲鳴が響くダム湖

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日暮れ前、竜神大橋の看板が見えたので、ダム湖に向かってちょっと登った。
立派な吊り橋がかかっていなあ、ぼーっと眺めていると。
 「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
橋から誰か落ちた!飛び降りか?と思ったが、紐が付いていた。
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なるほどバンジーか。
落差100m、袋田の滝ほどではないな。
料金は一回15,000円。予約制なので、間際にビビって飛べなくてもキャッシュバック無し。
来年の秋、紅葉の時期にダイブしてみようかな。その時はgoPro買おう。

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橋を往来する人は、
「マジで無理無理っ!」
「ここから降りるとか****だろ」、と言いつつ飛ぶ人を見ている。

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高所恐怖症ではないので、バンジーを楽しそうと感じたが、この感覚は危ないのだろうか。
恐怖症はあるほうが、そもそものリスクに近づく率が減るだろうしなあ。
自分が持つ恐怖症は、先端恐怖症ぐらいか。

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しかし、いざバンジー台に立ったら、さすがに怖気ずくだろうな。
でも挑戦料の15,000円は返って来ない、となれば飛ぶしかないだろう。

 

・国道245号で太平洋沿岸を南下

竜神大橋から、常陸太田を経て、沿岸部へ出てひたすら南下する。
17時半、ひたちなかで後輪パンク。工業地帯ゆえに砂利・金属片が遍在している。
径0.3mmくらいの針金が、梅安の針のように深々と刺さっていた。
これではひとたまりもない。イージーパッチで補修。

20時前、大洗に到着したので煮魚定食で夕食とした。
大洗はアンコウが名物のようだ。年明けあたり、鍋を食べに行こうかな。
アニメの看板が多かったが、あれがガルパンってやつか。
戦車ならT-34が好きだな。生産性と数(人命含む)でゴリ押すロシア思想。

 

・20時45分:水戸に到着。輪行で栃木へ

最後は、水戸駅から水戸線で小山まで輪行で帰宅した。
初めて水戸線に乗ったが、ほぼ1時間に一本、小山方面の終電は21時で終わりか...
電車はガラガラだったので、爆睡。小山まで2時間程度だったが、目が醒めたら着いていた。

●跋文

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今回、栃木県から茨城へ、袋田の滝、竜神大橋へサイクリングに出た。
茨城と言っても、袋田は福島県境に近い。内陸の地形も相まって、昼間でも中々寒かった。
ひたちなか・水戸周辺の工業地帯は、交通量が多いが、内陸の国道は比較的、空いていた。
本州でもセイコーマートが存在する茨城は、北海道を思い出すのに良い環境だ。

袋田の滝は見物料がかかるものの、かなりの迫力で見ごたえには十分満足した。
竜神大橋ではバンジーの存在を知り、見た目の派手さが気にいった。
100mの高さから死なずに飛び降りられる。これは飛ばねば。